2004年03月27日

終わりに

以上で復刻版「団トレ窓」は終わりです。

その後の2年間で、Iホールアクセス数は、65,000を超えるまでになりました。
団内限定、パスワードつきの掲示板としてはかなりのヒット数であり、情報共有という点では有効な手段として定着してきています。

ただ、この掲示板はあくまで私的な個人が提供するボランティア空間という位置づけです。
個人の判断で自由な実験ができるという利点がありますが、そろそろ公式なものが必要な時期ではないでしょうか。
posted by 焼尽 at 00:41| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月25日

復刻版[団トレ窓号外] 掲示板運用中 (2002.03.04)

■━[団員トレーナーの窓号外]━━━━━━━━━━━━ 2002-03-04 ━■

去る2/9に開設した浜響掲示板「Iホール」は、団員限定アクセスにもかか
わらず順調にアクセス数を伸ばし、もうすぐ1,000の大台を迎えます。

そういえば一度もアクセスしたことがない、あるいは最近見るのを忘れて
いた、という方は、今一度

    http://bbsi4.otd.co.jp/hamakyo/
に、
    ユーザ名:***(検閲済)
    パスワード:+++(検閲済)
で入れますのでご覧ください。

# 演奏委員・専門委員の書き込みが極端に少ないのが気がかり(←圧力)

■━ 2002-03-04 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓号外]━■
posted by 焼尽 at 07:11| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月23日

復刻版[団トレ窓043] 個の見える活動 (2002.02.09)

■━[団員トレーナーの窓 043]━━━━━━━━━━━━ 2002-02-09 ━■

<1> 団内発表会
--------------
浜響ニュースよりも先に情報をリークします。

3/20(水)に団内発表会が、とても久々にあります。
あまりに久々なので、やりかたを忘れてしまっていますが、とにかく出演
者を募集します。
怒涛の演奏会スケジュールの中で、本来の合奏の楽しみを再確認し、披露
できる貴重なチャンスです。
しかも団内なので、心がこもった演奏でありさえすれば、間違いなく皆暖
かい拍手を送ってくれます。
2重奏からフルオーケストラまで、とにかくやりたい、という気持ちがあ
れば必ずや実現することでしょう。(でも正味1時間しかないので、短い曲
に思いを凝縮して...)
発起人はあなたです。
N谷コンマスが取りまとめをしますので、どんどん応募してください。


<2> 浜響掲示板
--------------
他の団にあって浜響にないものの1つに、団内意見交換用のネット掲示板
があると思います。

現在70名以上の方にこのメールを送っていますし、実際には推定100名以
上の方がNetを使える環境をお持ちではないかと思います。

先月の演奏委員会で、掲示板 (というよりはグループウエア) を、団費か
らお金を出して導入するかどうかという審議を行いましたが、どれだけ使
われるのかが疑問なので否決されました。

そこで無料の掲示板を使ってニーズを調査したいと思います。
掲示板名は、そのものずばり「Iホール」。(すいません、寒いですね)

   http://bbsi4.otd.co.jp/hamakyo/
に、
   ユーザ名:***(検閲済)
   パスワード:+++(検閲済)
で入れます。
使い方は自由ですので、どんな話題でも気にせずにどんどん書き込んでみ
てください。
そしてつい見てしまったあなた、特に話題がなくても「見たよ」だけでOK。
やってはいけないことはただ1つ、匿名書き込みです。(消します)

いつも練習に追われ、休憩時間もなにかと慌しく、他のパートの人と気軽
に話をするわけでもなく、あいホールにいながら、まるで街の雑踏の中に
いるように感じることがあります。

こちらのバーチャルIホールが、心のバリアを低くできれば...


<1>と<2>に共通のキーワードは、「自己主張する勇気」。


■━ 2002-02-09 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 043]━■
posted by 焼尽 at 22:38| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月22日

復刻版[団トレ窓042] 浜響版伊東家の食卓 (2002.01.27)

■━[団員トレーナーの窓 042]━━━━━━━━━━━━ 2002-01-27 ━■

1月ももうすぐ終わり、あと1ヶ月余りで本番です。
前回(昨年末)のメール(自分オケ)に対して、なんと3通もお返事がありま
した。

Q-01「もし、浜響のメンバーが全員、今のあなたと同じ考え方、同じ能力
だとしたら、あなたは浜響を続けますか?」

A-01
要約すると、
  YES 交響曲を弾きたいというのが動機でやっているから
  YES このようなオケがあったら仕事をやめてもいい
  NO? みんな同じだとつまんないでしょうね
でした。

---

さて、伊東家の食卓という番組(ご存知ない方は下記参照)がありますが、
たまには団トレらしい小技をご紹介します。

今回のブルックナーは複符点がたくさん出てきます。
特に第3楽章ではソロ楽器、第4楽章ではTuttiで出てきます。
しかし、ちょっと気を緩めると単純符点になったり、曲の推進力がなくなっ
たりします。
練習方法ですが、ここは思い切って
  (1) まず、短い方の音符を省略して曲の流れをつかむ
  (2) 次に、短い方の音符を前打音的装飾音符と考えて付け加える
というstepはいかがでしょうか。
特に管楽器・打楽器の方は是非一度お試しください。

---

VcS農さんがブルックナー交響曲第7番に関する資料を作られましたので、
Web化したものを以下にリンクしました。

  http://hamakyo.hoops.ne.jp/Docs/Bru7s.html (サイズ小 206kByte)
  http://hamakyo.hoops.ne.jp/Docs/Bru7l.html (サイズ大 346kByte)

結果的にあまりファイルサイズに差がありませんが、サイズ大は高速回線
用です。
無料サーバなので広告が入りますが、ご了承ください。

---

本家伊東家の食卓:
http://www.ntv.co.jp/ito-ke/

■━ 2002-01-27 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 042]━■
posted by 焼尽 at 22:47| 静岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月21日

復刻版[団トレ窓041] 分身オケ (2001.12.29)

■━[団員トレーナーの窓 041]━━━━━━━━━━━━ 2001-12-29 ━■

行く年来る年、旧年中はお世話になりました。
このメールをお読みになるのは年末か年明けか、人それぞれなので表現に
迷いますが、来年(今年)もよろしくお願いします。

2001年1月にスタートしたこの窓も、もうじき1年になります。
そもそもこれを始めたきっかけは、ごくたまに指揮台に立つだけではなく、
オケの演奏レベル向上という観点で継続的に何かしてみたいと思っていた
時期に、たまたま団員E-mail登録の話が具体化したからでした。

とはいえ、メールで音楽や演奏技術の話をすることは、大変効率の悪い方
法です。
xxの曲のyy小節でzzパートが今uuというように聞こえるのですが、もう少
しvvのようにしてはいかがでしょうか? って通じるわけがないし、読む気
もなくなります。
では何を書けば良いか..


--(以下しばらく偉そうモード)--
私たちは、住所・氏名・年齢・職業・楽器・技術レベルなど、人それぞれ
違いますが、毎週同じ時間に同じ場所に集まり、同じ音楽を共有します。
浜響は間違いなく目的集団です。
私たち団員は何らかの目的を実現するため、皆自分の意志で入団しました。

しかしながら、その目的は人それぞれです。
日常のストレスを発散、集団で音楽を実現する楽しみを味わう、アンサン
ブルを楽しむ、楽器演奏技術を向上(or低下防止)させる、有名演奏家と共
演する、目立ちたい、周囲に自慢する、ステージにのって観客の前で演奏
したい、浜松の音楽文化に貢献する、嫁(婿)探し...

結局全部当てはまりますね?
むしろ、それらの優先順位が人それぞれなのではないでしょうか?
複数の目的を持って集まること、そしてそれらの優先順位が人それぞれで
あること、それは当然だし、大いに結構なことだと思うのです。

目的(優先順位)が異なれば、当然手段も参加意識も異なります。
参加意識が異なれば、「演奏会本番に向かって良い音楽を皆で作り上げて
いく」という共通目標に対して、そのアプローチや目標レベルに見解の相
違が生じます。
この部分はある程度共通化しておく必要があるのではないかと考えます。
--(おわり)--


..そこで、まず自分の考えをメールでぶつけて、他の方の反応を見ながら
色々考えていこうと決めました。
が、実は内容に関する反応はこれまでほぼ皆無なのです(; ;)
皆さん大人ですよね。

そういうわけで、この場がせめてもう少し盛り上がり、互いの意見や雑談、
PR等がご紹介できるようになるまで、根気良く細々と続けていきたいと思
います。

では、議論活性化のために新年の問いかけを。

Q-01「もし、浜響のメンバーが全員、今のあなたと同じ考え方、同じ能力
だとしたら、あなたは浜響を続けますか?」


■━ 2001-12-29 ━いつかは1万文字突破 ━[団員トレーナーの窓 041]━■
posted by 焼尽 at 21:55| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月20日

復刻版[団トレ窓040] ベースの苦労 (2001.11.03)

■━[団員トレーナーの窓 040]━━━━━━━━━━━━ 2001-11-03 ━■

今日は本題(って何?)から少しそれます。
「ベースの苦労」といっても暗い話題ではありません。

先日、東京池袋で2年に一度開かれる「楽器フェア」に出張しました。
私の本職は電子楽器関連なのですがそちらはほどほどに切り上げ(_o_)、
趣味のアコースティックのフロアーを楽しんでおりました。

そこで目に付いた面白いものを2つご紹介します。

その1「オリエンテのCマシン」(試作品)
-------------------------------------
オリエンテとは京都にある東弦楽器製作所(ベース専門)の商標です。

このCマシンとは、4弦ベースでは出ない低音を、指板を延長することで出
してしまおうという装置です。
    http://aiko-kai.hoops.jp/kinkyo-/C1.jpg

4弦ベースで出ない低音が使われている曲には、たとえば「古代舞曲」、
「ローマの松」があります。
浜響には5弦ベースがありますので、今回もそれで対応しますが、一般に
個人持ちの楽器や、本当に良い楽器は4弦であることが多く、5弦が使えな
い、使いたくないという場面は多いです。

古くから様々な形態の4弦拡張機能を持つCマシンがありますが、今回のオ
リエンテ製の特徴は、楽器の本体を一切加工することなく、また特殊な接
着や固定を必要とせずに指版を延長することができることです。
さらに、普通のベースカバーが使えます。

問題の低い音を弾くときには普通に指で拡張指板部分を押さえます。
お察しの通り、5弦のようには早いフレーズは弾けません。
それにしても、たった半音3つ分のためにこんなに苦労する楽器って...


その2 「軽いハードケース」
--------------------------
ヴァイオリン〜チェロまではハードケースに入れて持ち歩くことは常識で
すが、ベースをハードケースに入れて持ち運んでいる人はいません。
理由は、とても大きくてとても重い(数10kg)からです。
そこでベースは普通はソフトケースに入れているのですが、それでも楽器
に傷が入ったり、ひどいときには穴が開いたりで、トラックに積み込むの
を嫌がる人もいます。(私)

ところが、この発泡スチロール製のベースハードケースは私にとって衝撃
でした。
    http://www.shimro.com/shimro/case/basscase.htm

韓国のメーカーです。
写真では小さくみえますが、実際にはベースよりも大きいです。
特筆すべきは、
    重さが3kgぐらいで超軽
    値段が2万円ぐらいだったか超安
ということです。
(ひょっとしたら値段はディーラー卸値かも)

3kgといえば、チェロのハードケースよりも軽いかも。
これなら肩にかついで持ち歩くことができそうですし、トラックに積んで
も安心なので、浜響でまとめ買いしませんかね。
しかし、自分の身長よりも大きな、トータル15kgぐらいの楽器ケースを持
ち歩くのはやはり苦労...

■━ 2001-11-03 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 040]━■
posted by 焼尽 at 22:31| 静岡 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月19日

復刻版[団トレ窓039] 環境を変える (2001.10.14)

■━[団員トレーナーの窓 039]━━━━━━━━━━━━ 2001-10-14 ━■

とうとう自宅がADSLになりました。
常時接続 + 速度が10倍以上になると、インターネットの使い方が根本的
に変わる可能性があることを早速実感しました。

当面の使い方は、インターネット上のニュース番組などを見ながら文書を
まとめたり、メールを読み書きしたり、辞書がわりに検索をしたり、といっ
たものです。(このメールもご想像通り)

このあたりの技術に関しては私も素人ではないので、ADSL導入前から様々
な情報は知っており、今さら驚くべきことではないはずです。

それでもそれを100%自分の立場で実体験すると、今まで頭でわかったつも
りになっていた部分や、想像の足りなかった部分がたくさんあることがはっ
きりします。

強引に浜響の話に持っていきます。_o_
浜響に限らず、組織は常にリストラクチャリングが必要です。
その原動力は、各団員の志の高さ、だと思います。
みんなが受身で、楽をしようとすれば浜響はどんどん退化していきます。
(正しく行動しない人の集団は最悪です)

環境を変えてみてはどうでしょうか?
ためしに、
    自分が降り番の練習に出て客観的に見てみる
    メンバーではないが演奏委員会に顔を出してみる
    演奏会の実行委員をしてみる
など、普段やっていないことをしてみると、言われなくても気づくことが
たくさんあるように思います。
言われて行動するよりも、自分で気付いて行動する方がはるかに気分が良
く、しかも質の高いものになります。

■━ 2001-10-14 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 039]━■
posted by 焼尽 at 22:11| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月17日

復刻版[団トレ窓038] 他人まかせは... (2001.10.06)

■━[団員トレーナーの窓 038]━━━━━━━━━━━━ 2001-10-06 ━■

# 今日は優等生モードでギャグなしです。

『指先一本でできる、ボランティアもあります』

とあるTVCMのコピーを拝借しました。
ご存知ない方もいらっしゃると思いますので解説しますと、エレベーターに
に乗りたい車椅子の若い男性がいて、エレベーターを降りる人の集団を待っ
てそのあとに乗ろうとすると扉が閉まりかけるという状況設定です。

降りる人で、誰か一人ぐらいそれに気づいて行動する人はいないのかと思
わせるようにCMは作られています。
それができない原因は3つ考えられます。

1 車椅子の存在に気づかなかった
    集団なので他人の陰に隠れて車椅子が見えないとか、視界のかな
    り下の方にある車椅子が見えないということは十分考えられます。
2 存在には気づいたが、次に起こることが予想できなかった
    降りる人々は車椅子に激突していませんので、ほとんどの人はそ
    の存在に気づいているはずです。
    ただ、車椅子の立場を考えることができなかったためにアクショ
    ンを起こさなかったということも十分考えられます。
3 誰か暇な人が手助けをすると思った
    自分は忙しい、待ち合わせに遅れそうなので見てみぬふり、とい
    うのも、いかにもありそうです。

もし、エレベーターから降りる人が1人だったとしたら、恐らく誰でも必
ず手助けをしているはず。
エレベーターに乗ろうとしている相手が車椅子でなくても普通にしている
マナー、エチケットだと思います。

ではなぜ集団だとできないのか - 集団だからです。

自分が手を抜いても誰かがやってくれるという甘え、自分が先頭に立つと
恥ずかしいという気後れ、自分はそれをする立場にないという合理化など
がその原因だと思います。

浜響は今、残念ながらこの集団と同じ状態だと思います。

練習をする、パート譜の製本をする、曲を聴く、スコアで勉強する、水曜
日には早めに来て椅子並べを手伝う、やむなく欠席や遅刻しそうなときに
は連絡する、チューニング中は静かにする、練習後の後片付けは手伝う、
浜響ニュースは読む、...これらは決して理想ではなく、個人の能力の問
題でもなく、大人だったら誰でもできることだと思いますがいかがでしょ
うか。

全部やっている方も少なからずいらっしゃいますし、部分的ならば全員やっ
ていることは確かです。
では、他人のそれに気づいた時にはどうでしょうか?
私も含めて _o_ 気づいた人が適切にアクションしているでしょうか?


電子メールアドレスをお持ちで、浜響E-mail名簿に登録していない方も少
なからずいます。
浜響団員名簿には職場の連絡先まで掲載しているのに、です。

『その方たちに登録を勧めるという、ボランティアもあります』

■━ 2001-10-06 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 038]━■
posted by 焼尽 at 23:05| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月16日

復刻版[団トレ窓037] 楽譜を読むということ (2001.09.30)

■━[団員トレーナーの窓 037]━━━━━━━━━━━━ 2001-09-30 ━■

統計をとったわけではありませんので推測ですが、練習時によく指摘され
る項目は以下のようなものだと思われます。

    項目   指摘頻度
    ------------------
    1 強弱     20%
    2 テンポ    10%
    3 音程     5%
    4 リズム    5%
    5 音色     10%
    6 音楽表現   20%
    7 アンサンブル 20%
    8 その他    10%
    ------------------
    計      100%

それぞれの原因をさらに推測すると、

    項目     原因の推測
    -----------------------------------------------------
    1 強弱    楽譜が読めていない、譜読み不足
    2 テンポ   楽譜が読めていない、譜読み不足
    3 音程    個人の技術的な問題、あるいは練習不足
    4 リズム   個人の技術的な問題、あるいは練習不足
    5 音色    複数の解釈がある、あるいは経験不足
    6 音楽表現  複数の解釈、経験不足、芸術家の支援必要
    7 アンサンブル tuttiではじめて発見できる問題
    8 その他   ?
    -----------------------------------------------------

ということで、個人の譜読み不足に起因すると思われる指摘(1,2)が全体
の3割を占めます。(あくまで数字は推測)

これをtuttiの時間に指摘されるのは大変効率の悪いことです。

譜読みは楽器を持たずにできる練習なので、大きな音が出せないとか、楽
器が手元にないというのは言い訳になります。

楽器を持って練習する時には、つい音符にのみ注意が行き、音符のみで3
とか4の練習をしてしまいがちです。

今回はイタリア語表記が多いので、いまさら意味を他人に聞けないという
人は、以下のリンクでひそかにチェックしておきましょう。

音楽用語辞典
    http://www.sannet.ne.jp/osakasymphoniker/g.html

■━ 2001-09-30 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 037]━■
posted by 焼尽 at 22:58| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月15日

復刻版[団トレ窓036] 第51回定演に向けて (2001.09.22)

■━[団員トレーナーの窓 036]━━━━━━━━━━━━ 2001-09-22 ━■

先日、来年秋の第53回定期演奏会に向けて選曲プレゼン大会がありました。
オーケストラ教室本番直後の水曜日にもかかわらず、多くのメンバーが集
まり、熱いプレゼン合戦が展開されました。
正直言って、私の予想をはるかに超える盛り上がり。

このプレゼンは浜響初の試みでした。
今回の特徴は、常日頃から声の大きい演奏委員会メンバーがプレゼンを行
うのではなく、各々曲に思いを持つ人が直接他の団員に語りかけた点にあ
ると思います。
日頃音しか聞こえてこないメンバーの肉声を聞く貴重な機会でもありまし
た。(すいません声が大きくて)

投票の結果、メイン曲の1位は、全77票中で37票を得た「惑星」でした。
個人的には「英雄の生涯」を推していたのでちょっと残念。
でも納得感はあります。
その場に参加されたメンバーの方も同感ではないでしょうか。

まだ指揮者が決まっていませんので、この曲が正式に確定するかどうかの
結論はもう少し先になりますが、こういう曲の決め方はとても大切なので
は、と思います。

--

それはそうとして、いよいよ第51回定演の練習が水曜日からはじまります。
今日も予習で大変です。
管楽器・打楽器の方は曲の難易度把握や、ここ一番という場所の予習はぬ
かりないものと信じますので、大変楽しみです。(でも製本はしてね)

弦楽器、今回はハードです(ベースを除く)。
重要な部分なのか、効果音部分なのかを理解しておく必要があります。
初見は無理です、事前に最低限パート譜を眺めておきましょう。
それには、製本が効果的です。
製本すると愛着が増します。(愛着がわかないような製本はNG)。
欠落しているページも事前に発見できます。
オペラアリア集の4曲は、聞いたことがないものや、なかなか単品では入
手できないものがありますが、なんとか入手しましょう。
(私は今泉さんにお世話になりました)

今回は初見では楽しめず、練習後に空しさだけが残ることが確実に予言で
きます。
そうならないためにも...

--

第51回 2001.12.2(日)
  指揮:今村能 (Chikara Imamura)
    http://www.proarte.co.jp/art01997.html
  バリトン独唱:牧野正人 (Masato Makino)
    http://www.aac.pref.aichi.jp/sinkou/door/04.html
  曲目:
    1 ヴェルディ 「運命の力」序曲
    2 レスピーギ 「古代舞曲とアリア」第3番
    3 ヴェルディ オペラアリア
      (a)「椿姫 - プロヴァンスの海と陸」
      (b)「仮面舞踏会 - おまえこそ魂を汚すもの」
      (c)「リゴレット - 悪魔め鬼め」
      (アンコール)「セビリア - わたしは町の何でも屋」
    4 レスピーギ 「ローマの松」
    アンコール カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲

■━ 2001-09-22 ━━━━━━━━━━━━[団員トレーナーの窓 036]━■
posted by 焼尽 at 23:05| 静岡 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月14日

復刻版 [団トレ窓035] メトロノーム#2 (2001.06.05)

テンポに敏感になるにはどうすれば良いか、という話の続きです。

まず、譜面にわかりやすい書き込みが必要です。
テンポ指定は数字(♪=120など)だったり文字(piu mosso)だったりします
が、相対的にどの程度どうなるのかが大変わかりにくいので、とりあえず
テンポが変化する正確な位置と、速くなるのか遅くなるのかをたとえば上
下方向の斜め矢印で記入しておきます。これは大変重要なことです。

次に絶対テンポ感を磨くことです。
数字で書かれたテンポをすぐに刻める人は少ないと思います。そこでまず
基準を[4分音符=120]として体に覚えこませてしまいます。あとはそこか
らの相対的距離で感覚的に刻みます。
オケは指揮に合わせる技術があれば良いという思い込みは大間違いです。
自分がまずテンポ感を持ち、積極的にそれを出しながら補正する技術が重
要です。

メトロノームに合わせるのではなく、メトロノームを従える感覚が身につ
けば世界が開けます。

あとは傾向と対策。
前回のカルミナの練習の録音を聞き直しましたが、傾向として、
  管楽器はrit/meno mossoに強く、accel/piu mossoに弱い
  弦楽器はその逆
  打楽器は人によってまちまち
と出ました。
カルミナはテンポが次第に盛り上がっていく傾向の強い曲です。しかも管
楽器と打楽器が支配的なアレンジです。
したがって対策としては、テンポが速くなる瞬間に管楽器(と打楽器)が指
揮に遅れずについていくことを目標にして練習すると、オケ全体としての
演奏効果が大きく上がることが期待できます。
posted by 焼尽 at 22:13| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月13日

復刻版[団トレ窓034] メトロノーム (2001.06.03)

7/1の演奏会まで、あと1ヶ月を切りました。
今週水曜日には河合先生の第2回目練習があります。
前回の練習で、カルミナ・ブラーナは譜面通り演奏すれば良いことがわか
りましたが、では個人練習は具体的にどうすれば良いでしょうか?

今回、特に練習に最も時間を割かねばならないのは、テンポ変化対応です。
通常の曲の場合は、音楽の中身を理解するにつれて自然にテンポやテンポ
の変化が体に染み付くので、あまり意識しなくても曲が流れていきます。
一方カルミナの場合には、急にテンポが変化する場所や、全く同じ譜面な
のにテンポだけ違う部分がありますので、特に意識していないと対応が後
手に回ってしまいます。
観客の立場から見ると、だらだらと鈍感にテンポが変化する演奏はつまら
ないだけでなく、不満に感じるかもしれません。

では、テンポに敏感になるには?

(以下次号に続く)
posted by 焼尽 at 22:47| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月12日

復刻版[団トレ窓033] 指揮見てる? (2001.05.13)

河合先生の第1回Tuttiが終わりました.
カルミナの課題は
[指揮についていくこと]
です.
それには
1 譜読み(最重要!!!)
2 テンポ変化予測
3 Tutti時の積極性(自信)
がポイントです.
各パートに練習録音CDをお渡ししました.
要チェック!■
posted by 焼尽 at 23:20| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月11日

復刻版[団トレ窓032] 演奏レベル (2001.04.23)

初回の練習の様子から思うに カルミナはうまくいくでしょう.
気がかりなのはコンチェルト.
曲の解釈 合奏の呼吸 音色表現は練習で上達します.
しかし一般に正確な音程 速いフレーズ演奏は上達に限界があります.
アマチュアにはつらい曲です■

復刻者註:若きガブリリュク氏によるMozartのPこん
posted by 焼尽 at 23:06| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

復刻版[団トレ窓031] 変拍子 (2001.04.15)

カルミナの打楽器は今回8人です.
(チンドン屋みたいなことをすればもう少し減らせるらしい)
つまり 全曲を通じてリズムに大きな特徴があります.
でも本当の恐ろしさ(?)は[変拍子].
拍子記号が[3/♪]のようになっているのも 落ちる原因になります■
posted by 焼尽 at 00:36| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月09日

復刻版[団トレ窓030] 予想 (2001.04.12)

私はこれまでカルミナをちゃんと聴いたことはなく
去年曲が決まった時点でCDを聴きはじめました.
その後しばらく[復活]モードでしたが
ここ1週間は振ることを前提に聴きなおしています.
実に大変な曲ですが まず6曲目が最難関だと予想しています■
posted by 焼尽 at 23:30| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月08日

復刻版[団トレ窓029] ルール (2001.04.11)

団員総会お疲れさまでした.
いろいろな方のオケに対する思いが共有できる貴重な機会でした.
一方 残念なのは委任状を出さずに欠席する方が少なくないこと.
誰かに催促されないと動かない 自主性不足が原因の1つだという気がします■
posted by 焼尽 at 20:25| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月07日

復刻版[団トレ窓028] 7/1 (2001.04.10)

今年の市制記念演奏会の特徴は...
 1.合唱が[復活]の3倍
 2.オケは脇役(2曲とも)
 3.昼式典 夜演奏会
これが何を意味するかというと...
 1.ステージ狭い
 2.オケのみの練習が困難
 3.リハ時間短い
そしてそのあとには[三郎信康]が■
posted by 焼尽 at 23:35| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月06日

復刻版[団トレ窓027] 復活終 (2001.04.09)

少々間があきましたが 復活無事終了!
3月後半の追い込みが良かったですね.
いつも思うのですが もう少し早く盛り上がれば...
---
4月は役員改選ですが 団トレは他に立候補がないのは少々残念です.
引き続き細々とこの窓を続けたいと思います■
posted by 焼尽 at 22:53| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月05日

復刻版[団トレ窓026] 合奏 (2001.03.11)

くどいですが どこを見て合わせていますか?
マーラーのような大曲の場合 アンサンブルはとても難しい.
指揮やコンマスだけを見ても合いません.
が 残念ながら まだ自分の楽譜と指揮しか見る余裕のない状態のようです.
一刻も早く暗譜しましょう■
posted by 焼尽 at 23:46| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 復刻版「団トレ窓」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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